ご挨拶
愛知高校会は愛知高校から愛知学院大学歯学部に入学した学生と卒業生の会で、会員の交流を通じて、母校の愛知学院大学歯学部、及び愛知学院大学、愛知高校の発展を支え、そして、会員相互の親睦と互助さらには社会貢献を通して社会づくりに寄与する会です。
愛知高校は、明治9年(1876)に仏教・禅宗の曹洞宗によって創立され、創立以来、「行学一体・報恩感謝」を建学の精神に掲げ、仏教精神に基づき社会に役立つ人間の育成を目指す男子校として教育活動を実践してきました。長らく男子校でありましたが、平成17年度より男女共学となりました。
愛知学院大学歯学部は戦後初めての歯学部として1961(昭和36)年に設立されました。平成10年に私が小出忠孝名誉学院長(故人)に相談して、同じ学校法人として是非本会を設立するようにと許可を頂き、それまで途絶えていた本会を再度設立して、当時本学歯内治療学講座主任中村 洋教授(現名誉教授)に初代会長をお願い申し上げました。2014年で退職されましたが、先生は、本学2回生として教育、研究、臨床にと永年本学歯学部の発展を支えてこられました。
また、中村先生の退職に伴い二代目会長として口腔衛生学講座の中垣晴男名誉教授(4回生)が務められ、「和をもって尊しの精神」で本会を御指導いただきました。
平成30年4月より故小出忠孝名誉学院長よりの御指名をいただき、私が三代目会長に就任致しました。副会長には、卓越した臨床家である平岩慎次先生(9回生)三輪一雄先生(13回生)そして大学の教員である内藤宗孝先生(17回生)、竹内一夫先生(18回生)にお願い申し上げました。本歯学部愛高会は沢山の先輩諸先生、後進の先生方と在校生の学生からなり、伝統ある本学歯学部の柱となっています。特に在校生の皆様には、このような先輩を見習って、自らの理想の歯科医師像になる夢を実現していただきたい。
本会も設立20年を迎えました。本会の活動が、少しでも母校や社会に会員に役立つように努力して参ります。御指導御助力のほど宜しくお願い申し上げます。